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トレードに勝てるようになると経済もわかるようになる?

FXを始める目的として

「金融や経済の勉強にもなるから」


と考える人もいます。

確かに重要な経済指標の発表を気にするようになりますし、アナリストの相場予測や値ごろ感を参考にするとなんとなく、経済の勉強をしている気になるものの、現実的に考えると、トレードで勝つことと金融・経済の勉強をすることは全く別のことです。


完全に別物というわけではありませんが、トレードで勝つためには経済情報が必須というわけではありません。どちらかというとそういった情報を当てにしていると最初のうちはさっぱり勝つことが出来ないでしょう。日足ベースみたいに非常に長いスパンでトレードするならば確かに経済ニュースの影響をしっかり考慮すべきだとは思いますが、1日のうちにトレードを完結するのであれば、もっと重要なことがあります。


デイトレやスキャルピングで重視しなければいけないのはやはり相場心理です。その時に相場に参加している人がどんな風にトレードしようとしているのか?を把握することが欠かせません。行動経済学で実証されている通り、私たち人間は合理的に判断できるように見えて、実は恣意的で自己中心的な判断することが良くあります。


本当は正しくないし不利益につながるとはわかっていても、感情的に納得できずにわざわざ損する選択を選ぶことが良くあります。もし私たちが完全に合理的に判断できるのであればそもそも相場心理なんか存在せず、経済状況・国際情勢により純粋に従った値動きになるはずです。

プロスペクト理論にある通り、私たちは利益に対して損失の方に2倍の感情の振れ幅を感じるようになります。1000円もらう時のうれしさよりも1000円失う苦痛の方が2倍大きくなります。このことからも、利益を焦ってしまい含み損をなかなか踏み切れない理由がよくわかるわけですが、合理的に判断できれば、こんなことでいちいち悩まされることはありません。


けれども損をすれば誰だってイライラしたり焦るものだし、得をしたらうれしいものです。そういった感情が交錯することで相場の値動きが成立しています。短期足の値動きになるとこうした相場心理の方がより強くチャートへと反映されます。

こうした相場心理こそが相場を動かす正体になっています。デイトレやスキャルピングで勝とうと思ったら相場心理を把握することが勝つために不可欠です。経済について勉強をする暇があったら、優先順位を逆にして、チャートとにらめっこする時間の方を増やすようにしてください。

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さかたま

Author:さかたま
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すぐに返信できないかもしれませんが、がんばって返信します^^


2007年7月にFXをスタート。

当初は、スワップ金利を目的にはじめたものの、あるきっかけを元にデイトレ・スキャルピングトレードに転向。

最初の投下資金の90%を消失したものの、見事にカムバックしました。

たった半年間といえども、毎日12時間以上相場と向き合い、さまざまなFX関連商材に手を出し(中には数十万円のものも!)、とうとう自分の手法にたどり着くことが出来ました。

マーケットが注目するポイントを、分析できるようになりました。

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