記事一覧

天底チャートmt4の検証評価

またまた、大それたネーミングのFX商材が発売されていますね。

天底チャートというからには、
何かしらのインジケーターを使うと思いますが、
相場の波の天底を狙うなんて、
本当にインジケーター頼みでできるんでしょうか?

別に、相場で勝つために、
わざわざ天底を狙うなんて、
リスキーなことをする必要もない気もするし。



とりあえず、その辺の事情は置いといて、
天底チャートm4について詳しくレビューしてみます。


■天底チャートm4のセールスレターレビュー

まずは、天底チャートm4のセールスレターに書かれていることを、
読み解いてみましょう。




FX相場の天底をズバリ捉える



天底をとらえるのは、ある意味、FXの永遠のロマンでもあります。それがツールでできてしまうというんですから、度肝を抜かれる驚きがあります。
ちなみに、過去にも「天底をとらえる」という名目で発表されたFX商材って数えきれなほどたくさんありますが。苦笑



「安い時に買って、高い時に売る」
「高い時に空売りし、安いときに買い戻す」



正しいのは間違いないけれど、一般論過ぎるんですよね。たとえば、2011年ころ、相場が80円台をうろうろしていた時、明らかな安値圏でした。
その時に買いポジションを持っていたら、「いつかは」上がるんだろうけれど、いつか上がるかわからない点にトレードの難しさがあります。

相場で勝てるようになるために、「安い時に買って、高い時に売る」ことばかり考えていたら、なかなか手が前に進まないので要注意です。



トレードの勉強をしっかりしていたとしても、いつの間にか損をしている。



相場で勝てるようになるには常に精進が必要です。勉強は継続して必要になるんですが、実は、相場で最もカモられるのは中途半端に勉強した人たちというのが皮肉な現実です。
何も知らないビギナーの方が、結果的に勝ったり負けたりを繰り返して、意外と利益を出せたりするのが、相場の不思議なところです。



9割、いやそれ以上のトレーダーが信号なしの高速道路を感覚にたよって運転している。



たとえがいまいちピンとこないんですが、裁量トレードをしていたら、信号機くらいはっきりとしたサインなんて見いだせないですよ。
逆にそんなサインだけを当てにしてトレードしようとしたら、エントリーチャンスが全然なくて、トレードが成り立ちません。


上昇しそうだから、エントリー。
ここから上昇することはなさそうだから、リカク。



こういった根拠のないトレードについては絶対に避けるべきですね。エントリーする際も利確をする際も、感覚や感情ではなくて、きちんと相場から読み取れる合理的な情報に基づいて判断をすべきです。


この後、天底チャートm4利用者の声がありますが、
他のFX商材と同様に、これほど当てになるものはありません。

自分にとって都合の悪い声を乗せるわけがないですからね。


「あぁ~、本当かどうかわからないけど、
 そういう人もいるらしいんだ。」


くらい、遠い目で眺めるのが良いですね。


■天底チャートm4のロジック評価

天底チャートm4は裁量トレードの補助ツール、
といった感じです。

どんなロジックが搭載されているのかは、
PDFマニュアルでほぼ公開されています。

http://shozai.info/tensoko/MT4/T001manual.pdf

いつまで公開されているかわからないので、
興味があれば早めに見ておいたほうがよいでしょう。

ただ、このマニュアルを見たからと言って、
何か特別、得るものがあるとも思えないですが。


移動平均線
RCI
ストキャスティクス

の3つのインジケーターを使っていて、
各インジケーターで複数本を同時表示させているのが、
天底チャートm4のぱっと見の大きな特徴です。


マニュアル曰く、
RCIとストキャスティクスの2つのオシレーターを使い、
複数本を同時表示させることで相場の上下運動が見やすくなる!
らしいです。


確かに、マニュアルで紹介されている場面だけ切り取ってみると、
上下している様子が結構わかりやすいように感じます。

けど、結局は、後付設定ですよね、これって。


リアルタイムで相場を監視していて、
今まさにRCIとストキャスティクスが
上にへばりついていたとしても、
どのタイミングで下落し始めるかわかりません。汗

こういうタイプのトレード手法で気をつけなきゃいけないのが、
Black AI ストラテジー FXでも同じなんですが、
トレンドが強く発生してしまった場合です。

RCIとストキャスティクスが上にへばりつき、
天底チャートmt4でショートの矢印サインが出たとしても、
だましになる可能性が高いです。


そもそも、トレードする時間足(執行足)に対して、
上位足の状況がどうなってるのか?を見ておかないと、
下手に負けるシーンが連発しそうです。



同じインジケーターを複数本同時表示させるのが、
さも画期的みたいに言っていますが、mt4にもデフォルトで、
「alligator」というインジケーターが入ってますよね。

alligatorは、長期・中期・短期の3本の移動平均線を使い、
天底チャートmt4と同じく、相場の収れん・発散具合を
見極めます。


収斂した状態から発散するときの様子が、
alligator(ワニ)に似てる??ということから、
このネーミングがついたらしいです。


長期・中期・短期の期間設定は別になんでもかまわないんですが、
たとえば、長期20、中期10、短期5、
といった感じでもOKです。



ただまぁ、いずれにしても、収斂から発散するタイミングだけを
上手く捉えるのって、想像以上に難しいものがあります。

ストキャスティクスを複数本表示させるだけで、
そう簡単に見極められるものなのかな?という気がします。



■天底チャートmt4で狙うべき相場


天底チャートmt4はトレンドがはっきり発生している相場だと、
めっぽう弱いと考えられます。

上位足でトレンドが発生していたとして、
押し目・戻りを狙うには良いかもしれませんが。


個人的に天底チャートmt4を使うおすすめの状況は、
やはり、レンジ相場です。


しかも値幅が十分に広がっているレンジ相場です。


長期足の値動きを良く見て、たとえば1時間足でトレードするなら、
日足~4時間で、わかりやすいレンジを描いている場合には、
天底チャートmt4は有効に機能してくれる気がします。



■天底チャートmt4の評価

ロジックが公開されている点に関しては評価できるものの、
ロジックの精度について言えば、
ドラゴンストラテジーの方が優れているように見えます。


ドラゴンストラテジーか
Black AI ストラテジー FXの
どちらかをすでに持っている場合には、
あえて購入する必要はないでしょう。


コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

さかたま

Author:さかたま
さかたまへのお問い合わせおよび要望などに関してはこちらからどうぞ。

すぐに返信できないかもしれませんが、がんばって返信します^^


2007年7月にFXをスタート。

当初は、スワップ金利を目的にはじめたものの、あるきっかけを元にデイトレ・スキャルピングトレードに転向。

最初の投下資金の90%を消失したものの、見事にカムバックしました。

たった半年間といえども、毎日12時間以上相場と向き合い、さまざまなFX関連商材に手を出し(中には数十万円のものも!)、とうとう自分の手法にたどり着くことが出来ました。

マーケットが注目するポイントを、分析できるようになりました。

フリーエリア